弊社では、お客様からのお困りごとをヒアリングさせていただき、基板設計から 開発・納品までワンストップでの対応をさせていただきます。
RA-6010-HPL HPL® バイノーラルプロセッサ
【 概 要 】
ヘッドホンやイヤホンでもスピーカーと同じミックスバランスを高音質で実現する HPL®(Head Phone Listening)技術 (※) を使い、2ch ~ 22.2ch までのサラウンドミックスをヘッドフォンリスニング用に最適化するバイノーラルプロセッサーです。
若い世代を中心に番組や音楽はスマートホンによりヘッドホンまたはイヤホンで受聴することが多く、ヘッドホンやイヤホンに最適化した音作りが求められています。本プロセッサーの使用により、既存 2ch 音声で 3D サラウンドの番組や音楽をリスナーに届けることが可能となります。
■事例紹介
●一般社団法人日本オーディオ協会のJAS JOURNAL記事
●専門誌「放送技術」2021/12月号の中京TV様のアイスショーでの事例
●公益社団法人 日本舞台音響家協会発行の「Stage Sound Journal No.125」記事
(※) HPL® は株式会社アコースティックフィールドの登録商標です。
(※) 本機に入力する著作物、および、本機からHPL処理されて出力された著作物は、それぞれの許諾範囲において適切に使用してください。なお、本機のHPL機能使用に関するライセンス料などが、新たに発生することはありません。
【用途】
●ヘッドホン受聴を主とする番組、音楽制作
●2ミックスやサラウンドミックスのヘッドホンモニタリング
●スポーツ中継の配信
観客の声援やプレー中の音を立体的に表現することで、臨場感のあるスポーツ観戦を通常のステレオにて配信することが出来ます。
●ライブ配信
ヘッドホンのみで3Dオーディオの制作システムが構築可能になります。
⇒3D対応のスタジオを作らずコンパクトな制作環境・少人数での制作で簡単なワークフロー
⇒テレビやラジオ放送、配信コンテンツの付加価値の向上
機能
■対応 ch プリセット
2ch / 5.1ch / 7.1ch / 9.1ch / 11.1ch / 13.1ch / 22.2ch
これらのサラウンドミックスをヘッドホンリスニング用の 2ch にリアルタイム変換。(*1)
(*1) サンプリング周波数が 48.0kHz のとき。96kHz/192kHz (*2) の場合、チャンネル数が制限されます。
(*2) サンプリング周波数 96kHz/192kHz は有償オプションとなります。
スペック
MADI入力 Coax x 1(AES10準拠)
MADI出力 Coax x 1(AES10準拠)
WORD CLOCK I/O Coax x 1、WORD CLOCK入出力および75Ω終端ON/OFFは設定切替
AES/EBU D-Sub 25pin x 2、TASCAM仕様
MAIN OUTPUT XLR-3 x 2、最大+20dBu 固定
PHONES OUT Stereo Phone Jack、音量はデジタル制御
LAN port RJ-45 x 2、WEBサーバーにアクセスして、本機の遠隔操作が可能
SFP port (将来の拡張用)